新型コロナウイルスの影響で、東京商工会議所始め各商工会議所が日商簿記試験の中止、延期を発表しています。
東京商工会議所「2020 年 6 月・7 月実施予定の検定試験の中止のお知らせ」
そうした中、どうやってモチベーションを保つか。
次回の試験まで、なにも考えずにモチベーションを保てる人は少ないかと思います。
このような状況の中で、簿記1級の勉強のモチベーションを保つためにも税理士試験を狙うことを考えてみるのはいかがでしょうか?
税理士試験を狙ってみる
4/13時点で税理士試験は延期または中止が発表されていません。
スケジュールとしては次の通りで申し込みも間に合います。(国税庁HPより)
項目 | 日程 |
---|---|
試験実施官報公告 | 令和2年4月3日 |
受験申込受付開始 | 令和2年5月7日 |
受験申込受付締切 | 令和2年5月19日 |
試験実施 | 令和2年8月18日~令和2年8月20日 |
合格発表 | 令和2年12月18日 |
税理士試験の科目は多くありますが、簿記論及び財務諸表論を受けてみることを勧めます
税理士試験をオススメする理由
理由1:試験範囲が重複している
おすすめする理由は 簿記一級と試験範囲がかなりかぶること。
これは「日商簿記1級合格者は税理士試験の受験資格を得る」ことからも容易に納得いただけるかと思います。
理由2:持っていて損をする資格ではない
両方とも通れば丸儲けですね。
また、税理士試験のそれらの科目が通るようであれば日商簿記1級も通る可能性が高いと思います。
本来、この二つのタイプの試験を同時に受けることを勧める人もいますが、やはり、工業簿記があるなしという点で私は普通はお勧めしません。
しかし今回は、中止となったのでモチベーション維持にもそう言った やり方も良いかと思います。
過去問や参考書を見てから決めるのもありかも
そうはいっても国家試験のひとつであり、簿記1級の勉強をしているからサクッと受かるタイプのものではなく、難易度は高いです。
そのため、実際に受けなくても過去問などをやってみてどれくらい点が取れるかというのもいい腕試しになるし、簿記一級の点数をアップするにも役立つと思います。
税理士試験オススメ過去問を選んでみました。よろしかったら見てみてください。
もし、将来、経理の仕事をしたいなら
具体的な仕事のイメージを経理担当者のブログを見てみるのもいいかもしれません。
例えばこんな記事がオススメです。
