簿記1級から税理士(簿財)へ目標変更〜両方受けてみるのもおすすめです〜

簿記1級の試験に落ちたことがある人、次回の試験まで、モチベーションを保てる方法はないかと考えた人は少なくないはず。

このような状況の中で、簿記1級の勉強のモチベーションを保つためにも税理士試験を狙うことを考えてみるのはいかがでしょうか?

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簿記1級を目指しつつ税理士試験も同時に目指す場合の注意点とメリット

簿記1級を目指しつつ、税理士試験も同時に目指す場合、いくつかの注意点とメリットがあります。

注意点

  1. 科目の範囲と深さの違い: 簿記1級は、主に実務で必要とされる高度な会計知識を扱いますが、税理士試験は会計学だけでなく、税法をはじめとする幅広い知識が必要です。そのため、勉強する範囲が広がります。
  2. 時間管理: 両方の試験の勉強を進めるには、厳格な時間管理と計画が必要です。特に、税理士試験の勉強は長期戦になるため、継続的なモチベーションの維持が求められます。
  3. 更新される税法への対応: 税法は年々更新されることがあります。最新の税法の変更に対応しながら、古い知識を忘れずに新しい情報を取り入れる必要があります。

メリット

  1. 相互補完的な知識: 簿記1級の知識は税理士試験の会計学や財務諸表論の科目で役立ち、税理士試験の税法の知識は実務で非常に役立ちます。
  2. キャリアアップ: 税理士の資格は、会計士や簿記の資格と合わせて持つことで、より高い専門性を持ち、キャリアアップの可能性が広がります。
  3. 学習効率: 一部の科目では簿記1級の知識が直接的に税理士試験の勉強に役立つため、効率的に学習を進めることができます。

簿記1級を目指しつつ、税理士試験を狙うのもアリかもと思う理由

理由1:試験範囲が重複している

おすすめする理由は 簿記一級と税理士試験の簿記・財務は試験範囲がかなりかぶること。

これは「日商簿記1級合格者は税理士試験の受験資格を得る」ことからも容易に納得いただけるかと思います。

理由2:持っていて損をする資格ではない

両方とも通れば丸儲けですね。

また、税理士試験のそれらの科目が通るようであれば日商簿記1級も通る可能性が高いと思います。

この二つのタイプの試験を同時に受けることを勧める人もいますが、やはり、工業簿記があるなしという点で私は普通はお勧めしないことが多いです。

年1回の税理士試験へはモチベーションが保てないなどの理由で、簿記1級と税理士両方うけるというのも、いいとは思います。

過去問や参考書を見てから決めるのもありかも

そうはいっても税理士試験は国家試験のひとつであり、簿記1級の勉強をしているからサクッと受かるタイプのものではなく、難易度は高いです。

そのため、実際に受けなくても過去問などをやってみてどれくらい点が取れるかというのもいい腕試しになるし、簿記一級の点数をアップするにも役立つと思います。

税理士試験オススメ過去問を選んでみました。よろしかったら見てみてください。


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この記事を書いた人

簿記2級を取得し、現在簿記1級を勉強中。
学んだことを忘れないようにここでまとめてます。
普段は、会社で経理をしながら、経理・簿記関係の情報を発信。
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