銀行勘定調整表の仕訳と経理処理~帳簿と銀行残高を合わせる~

問題 <銀行勘定調整表>

決算日における当社の当座預金勘定の残高は100円、銀行で証明書の残高は203円であった。不一致の原因を調査したところ 次の事実が判明した。必要な修正仕訳をしなさい。

  1. 決算日に現金10円を夜間金庫に預入れたが、銀行では翌日入金と処理された。
  2. 得意先から受け取った小切手30円を当座預金口座に預入れ、その取立てを銀行に依頼したが、銀行がまだ取立ていなかった。
  3. 仕入先に対する買掛金40円の支払いのために小切手を振り出したが、まだ銀行に呈示されていなかった。
  4. 売掛金の回収として50円が当座預金に振込まれたが、当社に連絡が未達であった。
  5. 売掛金の当座回収額70円を77円として当社が処理していることが判明した。
  6. 仕入先に対する買掛金60円の支払いのために振出をした小切手が未渡しであった。

<答え>
問題の番号貸 方金 額借 方金 額
当座預金50売掛金50
売掛金7当座預金7
 当座預金 60買掛金60

問題番号1,2、3は仕訳不要です。

2級でも習いましたが、1級でもよく出る問題です。

ポイントは銀行残高へ合わせるために、修正仕訳がいるか・いらないかです。

よく出るタイプとして、下の6つがあると思います。

<修正仕訳が不要なもの>

A.時間外預入・・・銀行の営業時間外の入金

B.未取立小切手・・・他人振出小切手について銀行に取立て依頼したにもかかわらず、銀行がまだ取り立てていないもの

C.未取付小切手 ・・・取引先に振り出した小切手のうち、取引先がまだ銀行に持ち込んでいないもの

<修正仕訳が必要なもの>

D.連絡未通知・・ ・当座振込や当座引落しがあったにもかかわらず、企業にその連絡がないこと

E.誤記入・・・企業が誤った処理をしていること

F.未渡小切手 ・・取引先に渡すつもりですでに小切手を作 成し、当座預金の減少として処理しているにもかかわらず、取引先にまだ渡して いないもの

上の修正をして、帳簿と銀行口座を合わせていきます。

実際の流れはこんな感じです。帳簿と銀行残高の両方を差し引きすると分かりやすいですよね。

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