私が簿記1級で高得点が取れない理由として、思い至ったのが「文章の理解度が低い」のではないかという事でした。
今回はそんな経緯を書いていきます。
問題文をちゃんと理解できていますか?
私が何回も試験に落ちている中で、ぶつかったのが、この問いです。
求められている答えを出題者の意図のとおりに答える、幼稚園や小学校から繰り返しやってきたこの作業。しかし、正確にするのはかなり難しいのでは?
特に、簿記1級は社会人の方の受験が多いと思いますが、忙しい毎日の中で、文章を理解するための、持久力のある集中力というのは社会人が失っていくものの一つではないでしょうか。
というのも、「一つのことだけ集中してやればいい」という仕事もあれば、「来た仕事を一つずつ処理していく」というタイプの仕事もあります。
私は、総務や雑務などの後者の仕事をひたすらしていたので、一つの事柄についてずっと考え続けるという能力が退化したように思います。
特にこれを強く感じるのは文章を読むときです。小説などの文章を20ページ読んで飽きてしまうということが年々増えてきたと思います。
思い返せば、飽きてきたというよりは、5ページ、10ページぐらいを読む、時間しか邪魔がこれまで入らなかったという風に思います。
まずは無理やり時間を作る
このため、今は意図的に1時間とか2時間とか無理やり時間を作って集中して文章を読むなど一つの事をするという時間を作るようにしています。
内容の理解、集中力、集中時間の確保という意味では各スクールがやっている、教室や通信教育を利用するのは一番合理的だと思います。
ただ、人によりますが私は人に予定を合わせるのがいやと言うか、苦手なタイプなのでその勉強方法は合わなかったです。
となると、独学でテキストを用いて勉強するという形を私は取りました。
テキストを読んでその問題を解く。
その形を商業簿記と工業簿記を一通り行う。
そして解けなかった問題をもう一度解く。
その後問題集を解いて過去問を解くという形です。
できない問題を繰り返し解く
その時に大切にしているのは繰り返しできない問題を解くというところです 。
単純な話、テキスト問題集どれを選んでも全ての問題が解けるようになれば日商簿記の一級も取れるのではないかと考えています。
ただ年齢的な問題もあり覚えたそばから消えて行きます。
そのために、繰り返して繰り返し問題を解くことでなんとか記憶を定着させようとしています。
これについては、「簿記1級での記憶力アップ、記憶定着方法とは?」でもふれてますのでよかったらご覧ください。
解決法の一つは集中力と体力
これは人によって考え方が違うと思いますが、やはり体力と集中力はある程度比例すると思います。
だから、今は運動する時間も大切にしています 。
勉強方法について、試験に落ちている私が、言うのはどうなのと思う人も多いかと思います。
しかし、落ちた私の勉強方法を説明し取れた点数を比較して、個人個人で使えるとこは使う、使わないとか使わない、と判断してもらえればいいかなと思います。
最後まで、お読み頂きありがとうございました。