問題 <繰延資産の償却の仕訳 >
3年3月31日 決算時、2年6月1日に支払った株式交付費720円を定額法(3年間)で月割償却する。
<答え>
借 方 | 金 額 | 貸 方 | 金 額 |
株式交付費償却 | 200 | 株式交付費 | 200 |
建物などの減価償却と同様に、月数を計算する必要があります。
上の例なら 720 ÷ 36か月 x 10か月 = 200 となります。
タップできるもくじ
繰延資産の償却期間について
償却期間については、創立費、開業費、開発費は5年以内、株式交付費は3年以内、社債発行費は社債の償還期限内と期限が定められています。
これは問題文にないケースもあるので覚えた方がいいです。
繰延資産の償却の勘定科目について
勘定科目としては、開発費償却は販売費及び一般管理費ですが、それ以外は営業外費用が多いです(多いというのは、開発費・開業費については、その線引きがケースバイケースになるので、解答用紙のマス目の数などの状況で判断するなどになりますね、、、)
関連問題へのリンク
その他の問題は「繰延資産の支払時の仕訳]」、「無形固定資産の取得時の仕訳」、「無形固定資産を償却する際の仕訳」など。
理論問題は「理論問題-企業会計原則-3(貸借対照表)」