教科書やテキストは、人それぞれ好みがあるので、どれがいいとは一概には言えない面があります。
全国の書店で、手に入りやすいのは大原とTACだと思いますが、最近では、ネットスクールの本もいいですね。
これまで各社のテキストを使ってきた経験からテキスト選びについてまとめたいと思います。
大手3社比較表~わかりやすい・カバー率・手に入りやすさ~
分かりやすく各社の特徴をまとめました。(これ以外にもテキストありますが、本屋て手に入りやすい3社を選びました)
分かりやすい | カパー率 | 手に入りやすさ | |
---|---|---|---|
大原 | |||
TAC | |||
ネットスクール |
出題範囲のカパー率は大原が一番、
わかりやすいのはTAC.ネットスクール、
手に入りやすいのは大原、TACと思います。
それぞれ特徴をまとめていきます。
大原のテキストについて
「スラスラできる」シリーズなどの大原のテキストは、文章表現が固いもの、いろんな規則法律等をベースとして、使われている単語、分野選びはもれなく、間違いないように思います。
内容についても、細くて深いところまで書いてあるのは大原だと思います。
試験問題で「見たことのないタイプが出るのはイヤ」という方は、大原のテキストがオススメです。
TACのテキストについて
TACは「簿記の教科書」シリーズなど、わかりやすいテキストが多く、初めて学ぶ方にはお勧めです。
絵や図解、キャラクターなどを使い、一目でわかるテキストはさすがだと思います。
ただ、初心者に優しい反面、書いていない論点や説明しきれていない箇所があり、完璧主義の方には向いていない気がしますね。
ネットスクールのテキストについて
最近いいなと思うのは、ネットスクールのさくっと受かるシリーズですね。わかりやすいのに実践的ですね。
ただ、書店によってはネットスクールの本自体置いていないケースもあり、本の中身をちゃんと見てから買いたいという方には大原、TACの方がいいかもしれません。
少しでも本の中身を見たい方は、上の「サクッとうかる日商1級 商業簿記・会計学 トレーニング 基礎編1」の「Amazon」ボタンをクリックし、Kindleのページから数ページ試し読みが出来ます!
どちらかではなく両方がベスト

個人的にお勧めなの方法は、ネットスクール(又はTAC)のテキストを一通り読んで、TAC,大原のテキストを読むというのがお勧めです。
潔癖症等でなければ中古のテキストという手もあります。
ともかく、理解度の違いが点数を左右すると思うので、2社分を揃えた方が合格は早いと思います。
読むのが遅い、短期合格を目指すなら、一つのテキストを繰り返し読む方が近道
初めに読んだ内容を忘れているから、もう一度読めば記憶が定着する。
ただ2回目は「もう1回読んだから頭に入っているだろう」と飛ばし読みする可能性もあります。そういう意味では、全く違うテキストを中古とか、安い価格で買って読めば、別の角度から同じ内容を振り返ることができると思います。
ただ、このやり方は読むスピードが遅い方にはお勧めしません。
読むのが遅い方は一つ一つの理解が深いのだと思うので複数のテキストを読む必要はないのではないと思います。短期間で合格を目指す方もインプットよりもアウトプットを重視した方が合格には近いとは思いますので、二つのテキストを読むのは向かないかなと思います。
可能であれば実際手に取り、自分に合うテキストを選ぶのが一番!
人にオススメを言われても合う合わないがあると思います。
何度も繰り返し読む本なので気に入った本が一番ですね。